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岡山海事株式会社
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2022年01月17日 [その他]

新年は車の引揚げから始まった・・・

皆様、少し遅くなりましたが
明けましておめでとうございます。

専務です。




寒さが増す今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?


仕事柄、寒いのには慣れていますが

それよりも年を取るにつれて1年が早い早い。

年寄りのあるあるですが、

令和になったのが昨日の事の様・・・

本当に4年目なのか?

夢でも見てるんじゃないだろうか?

っと時間がものすごい速さで過ぎて行く事に、戸惑いを隠せないお年頃です。。。



まあ、充実しているとプラスにとらえ本題に入りましょう。


新年初日、一般の方より着信あり。

ご依頼主様「スミマセン、港で車落としちゃったんですが引揚げてもらえないでしょうか?」

専務「はい。それでは現状をお伺いした後に、
海上保安部や港の管理者(県)、その他関係各所に許可を取ります。
緊急性が無い場合は、今から作業と言う訳にはいきませんが宜しいでしょうか?」

この様な事態で、ご依頼主様も大変だと思いますが色々とお話を伺った結果
運転者は入院し、車は無人と言う事でした。

とりあえず現地を確認しないことには話が進みませんので踏査。




対象車両がありました。


しかしながら岸壁から30m近く離れていて遠い。

ある程度のスピードでダイブし、勢いそのままに車内の空気が残っている間
沖へと流れて行ったのだと想像できました。

係留船舶や港湾施設に2次被害は視られず、車両の引揚げ作業のみで
完了できる事が分かりました。

効率よく作業する手順を色々と考察し、

各所手続きと料金のお話等、進めなくてはいけないことが沢山ありましたが、
何とか最短で許可も下り2日後に作業開始となりました。


今回の人員配置は、ベテラン潜水士2名(O氏・K氏)

ベテラン送気員(T課長)

そして応援団(専務)「がんばれ〜♪」






先ずは、引揚げの障害となる船舶の移動を依頼し、作業スペースを確保しました。






作業時、車両からの油漏れが予想されるので
オイルフェンスも設置しました。







そして、引揚げと
引揚げ後の車両運搬で
レッカー屋さん(ご依頼主様によって手配)が到着〜。







岸壁から対象車両までは約30mの距離が有るので、
引揚げ用のベルトを繋いで繋いで・・・







何とか近くまで移動させることが出来ました。





そして徐々に引揚げ、車から水が抜けていくのを待ちます。








作業途中から、徐々に野次馬が集まって居るのには気付いていましたが、
この頃にはかなりの数が野次馬化し、警察が整理してくれていました。









中には、それを突破し現場をウロウロしながらスマホで撮影する年配もチラホラ。





足元も濡れて滑るし、何よりもクレーン作業中です。
本当に危険だし、迷惑です。

もう少し、周囲の状況を理解して、行動の是非を判断して欲しいものです。


私が注意して、逆にトラブルに発展しても困りますので

ここは警察にお任せして、作業に集中します。







まあ、何はともあれ
無事に積込みも終わり、周辺の清掃も完了!


野次馬は消え


関係各所へ、作業完了の報告も済ませました。


作業員全員、寒い中頑張ってくれましたので
恒例のランチミーティングしちゃいました。

そのお話はまた次回と言う事で。

本年も宜しくお願い致します。


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